Graphisoft製品をご利用の場合、複数のGraphisoft IDカンパニーをお持ちの場合があります。異なるアカウントでライセンスを管理するのは煩雑になることがあるため、カンパニーを統合することで、管理をより簡単に行えるようになります。本記事では、この統合プロセスについて知っておくべきポイントをご案内します。
お客様または販売店(Graphisoftパートナー)からGraphisoft IDカンパニー統合の依頼が行われ、その通知メールを受信された場合は、 こちらの記事 をご覧いただくと、次の手順を詳しく確認できます。
統合する必要性
Graphisoftでは、クラウドライセンスを用いたサブスクリプションベースのモデルへ移行しているため、キーライセンスとクラウドライセンスなど、異なる種類のライセンスが別々のGraphisoft IDカンパニーに紐づいてしまう場合があります。複数の管理者アカウントにまたがって全てのライセンスとユーザーを管理するのは複雑になるため、Graphisoft IDカンパニーを統合することで、1つの管理者アカウントから一元管理できるようになります。
統合の仕組み
一度に統合できるGraphisoft IDカンパニーは2つまでです。ただし、2つのカンパニーを統合した後、条件を満たしていれば、その統合されたカンパニーに対して3つ目のカンパニーをさらに統合することも可能です。
統合の際、2つのカンパニーはシステムによって自動的に「プライマリカンパニー」と「セカンダリカンパニー」に分類されます。両方のカンパニーに属する全てのライセンスとメンバーは維持されますが、管理者や契約管理者などのカンパニーロールはセカンダリカンパニー側では削除されます。統合完了後、必要に応じてこれらのロールを再割り当てできます。
統合できないケース
次のような場合は、Graphisoft IDカンパニーを統合できません。
- 両方のGraphisoft IDカンパニーに、クラウドライセンスが現在もしくは過去に紐づいていた場合。
- 両方のGraphisoft IDカンパニーで、アクティブなBIMcloud SaaSを利用している場合。
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これまで一度もGraphisoft IDカンパニーに紐づけられていない永久ライセンスは、この統合機能を使って既存のGraphisoft IDカンパニーへ追加することはできません。これらのライセンスを追加するには、まず新たにGraphisoft IDカンパニーを作成する必要があります。その上で、必要に応じてこの新規カンパニーを別のカンパニーと統合することができます。永久ライセンスをGraphisoft IDと関連付けてGraphisoft IDカンパニーを作成する方法については、こちらの記事 を参照してください。
統合後にどうなるか
- 両方のGraphisoft IDカンパニーのデータは全て保持されます。
- 両方のカンパニーのメンバーとライセンスは、プライマリカンパニー側に統合されます。
- プライマリGraphisoft IDカンパニーの会社名が、全ての請求書および社内システムに反映されます。
- プライマリGraphisoft IDカンパニーのサービスレベル(SSA/Forward/サブスクリプション)は維持されます。
- プライマリカンパニーの管理者および契約管理者は、そのままのロールを保持し、全てのユーザー、グループ、ライセンスを管理できるようになります。
- セカンダリカンパニーの管理者および契約管理者は、そのロールを失いますが、Graphisoft IDメンバーとしては引き続き残ります。
- ご利用中のBIMcloud SaaSがクラウドライセンスを使用している場合、全てのメンバーおよびゲストメンバーが自動的にBIMcloud SaaSと同期されます。
- 対象のGraphisoft IDカンパニーにポータブルクラウドライセンスが含まれている場合、そのポータビリティ設定は変更されません。
- ゲストメンバーがいる場合は、会社メンバーリストで他の全てのメンバーを確認できるようになります。
- セカンダリカンパニー側で保留中のGraphisoft IDメンバー招待は全て削除されます。
- 両方のカンパニーで保留中となっている管理者ロールの変更は全て破棄されます。統合には、現在の管理者による承認が必要なためです。
- BIMxモデル転送ストレージは、1つの共通ストレージとして統合されます。
- 保存されているBIMxハイパーモデルは、全ての会社メンバーおよびゲストメンバーがアクセスできるようになります。
BIMx Model Transferストレージの統合には数分かかる場合があります。それ以外の変更は、両方の管理者が統合リクエストを承認した時点で即時に反映されます。なお、一度統合を実行すると元に戻すことはできません。