問題の説明
Archicadのパフォーマンスは、プロジェクトの複雑さ、ソフトウェア設定、コンピュータのハードウェア、グラフィックドライバ、環境設定、アドオン、または干渉するサードパーティ製アプリケーションによって影響を受けることがあります。この記事では、速度問題を特定し解決するためのステップバイステップの手順を説明します。
解決策
注意: 速度問題の原因を特定するには、いくつかの試行錯誤が必要な場合があります。以下の項目を確認しても問題が解決しない場合でも、調査の焦点をどこに置くべきかをより明確に把握できるでしょう。
1. 新しいファイルで問題は発生しますか?
まず、問題が特定のプロジェクトに限定されているのか、それともコンピュータ全体で一般的に発生しているのかを切り分けるために、Archicadを開き、ファイル > 新規 > 新規... に進み、Archicadに付属するデフォルトテンプレートのいずれかから新しいファイルを作成してください。いくつかの基本的な要素をモデリングし、同様のパフォーマンス問題が再現できるかテストしてください。
- モデルをパン、ズーム、回転します。
- 参照、3D切断を使用します。
- モデル全体をコピー&ペーストで一度、二度、三度繰り返します。
- パン、ズーム、回転、3D切断などを繰り返します。
- 遅延やグラフィックの歪みがないか確認します。
もちろん、要素が少ない新しいファイルは、何日も作業されたプロジェクトと完全に比較できるわけではありません。しかし、それでも問題がファイルの内容に関連しているかどうかを判断する良い基準となります。問題が特定のファイルまたはファイル群でのみ発生する場合は、同じファイルが他のコンピュータでも同様のパフォーマンス問題を示すかどうかをテストするためにも利用できます。
2. チームワークでのみパフォーマンス問題が発生しますか?
問題がチームワーク(BIMcloud/BIMサーバー)形式のファイルでのみ発生する場合もあります。ファイルをPLN形式(ファイル > 名前を付けて保存... 形式:Archicad 単独プロジェクト .PLN)で保存し、そのファイルでも速度問題が発生するか確認してください。
- チームワークプロジェクトを開きます。
- ファイル > 名前を付けて保存… に進み、形式またはファイルタイプをPLN(ARCHICAD 単独プロジェクト)に設定します。
- ファイルを開きます。
- モデルをパン、ズーム、回線します。
- 参照、3D切断を使用します。
- モデルの大部分を一度、二度、三度コピー&ペーストします。
- パン、ズーム、回転、3D切断などを繰り返します。
- 遅延やグラフィックの歪みがないか確認します。
3. ファイルサイズと内容
パフォーマンス問題は、プロジェクトやリンクされたコンテンツ内のデータ量や品質による場合があります。プロジェクト自体が原因で発生する一般的な2Dおよび3Dの速度問題の概要については、こちらをクリックしてください。
4. 作業環境の設定
以下の作業環境の設定はArchicadのパフォーマンスに影響を与える可能性があります。提案された変更を行い、問題が改善するかどうかを確認してください。
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オプション > 作業環境 > 詳細再描画オプションに移動し、2D図面アンチエイリアスと3Dアンチエイリアスの両方のチェックを外します。
ここで停止し、問題が解消されたか確認してください。解決しない場合は次のステップへ進みます。
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オプション > 作業環境 > 詳細再描画オプションに移動し、2D図面のハードウェアアクセラレーションを現在の設定の反対に切り替えます。なしなら全てに、またはその逆に変更してください。
ここで停止し、問題が解消されたか確認してください。解決しない場合は次のステップへ進みます。
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オプション > 作業環境 > データ保護と完全性メニューに移動し、「リカバリファイルへの保存」を標準に設定します(5分毎に保存)。
ここで停止し、問題が解消されたか確認してください。解決しない場合は次のステップへ進みます。
これらの表示関連のオプションは作業環境の設定外ですが、パフォーマンスに影響を与える場合があります。
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表示 > 3Dで表示する要素 > 3D切断に移動し、3D切断の横にチェックマークがあるか確認します。ある場合はクリックして機能を無効にしてください。
ここで停止し、問題が解消されたか確認してください。解決しない場合は次のステップへ進みます。
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表示メニューに移動し、編集平面表示の横にチェックマークがあるか確認します。ある場合はクリックして機能を無効にしてください。
ここで停止し、問題が解消されたか確認してください。解決しない場合は次のステップへ進みます。
5. 作業環境のリセット
前述の変更で改善しない場合は、次のテストを試してください:
現在のカスタム作業環境をバックアップとして保存・書き出しし、その後、標準プロファイルxxを適用します。
問題がまだ発生するか確認してください。問題が解消された場合は、標準プロファイルxxから作業環境を再構築することを推奨します。
ここで停止しテストしてください。問題が続く場合は次のステップへ進みます。
6. 環境設定のクリーニング
Archicadの環境設定をクリアしてみてください。詳細は以下のドキュメントを参照してください:環境設定の消去
7. グラフィックカードに関する考慮事項
グラフィックのパフォーマンスはArchicadの動作の滑らかさに大きく影響します。以下はプラットフォーム別に、互換性があり最新のグラフィックドライバを使用していることを確認するためのヒントです:
macOSユーザー
AppleはmacOSのシステムアップデートを通じてグラフィックカードのドライバを提供しています。ドライバを最新に保つために定期的なシステムアップデートのインストールを推奨します。ただし、Archicadが完全に対応していない可能性があるため、新しいmacOSバージョンがリリースされた直後のアップグレードは推奨しません。
macOSをアップグレードする前に、現在のまたは予定しているバージョンがArchicadの対応バージョンか必ず確認してください:システム要件
Windowsユーザー
- グラフィックカードメーカーのサイトから直接ドライバの更新を確認してください:
- NVIDIA: nvidia.com
- AMD: amd.com
- 両メーカーとも、正しいドライバを見つけるための自動検出ツールを提供しています。
一般的な推奨事項
- パフォーマンス問題がない限り、最新の安定版ドライバーの使用を推奨します。
- 問題が続く場合は、当社の検証済み構成リストに掲載されているドライバーのバージョンに切り替えてみてください。
注意: ドライバインストーラにバンドルされているサードパーティ製ソフトウェア(ゲーム用オーバーレイやパフォーマンスブースターなど)は、Archicadのパフォーマンスや安定性に干渉することがあるため使用を避けてください。
8. テクニカルサポートへの連絡
上記の手順でパフォーマンス問題が解決しない場合は、当社のチームがプロジェクトファイルを確認し原因特定のお手伝いをいたします。以下の情報をご提供ください:
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Archicadが遅くなる特定のシナリオの詳細な手順説明
- 例:「トレース参照ONの状態で立面/西立面ビューを開き、数本の線を選択してドラッグします。ドラッグ中のフィードバックは即時ですが、要素を配置するためにクリックした後、6〜7秒間砂時計カーソルが表示されます。」
- リクエストに含めることができるその他の情報
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システム仕様:
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macOS:
- 画面左上のAppleアイコンをクリックしこのMacについてを選択します。
- 詳細情報…をクリックし、システムレポート…を選択します。
- ファイル > 保存…に進み、レポートをデスクトップに保存します。
- 保存したファイルをテクニカルサポートへのメールに添付してください。
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Windows:
- スタートボタンをクリックし、検索欄に「dxdiag」と入力します。表示されたDxDiag.exeアプリケーションを選択します。
- DirectX診断ツールが開いたら、全ての情報を保存…をクリックし、ファイルをデスクトップに保存します。
- 保存したファイルをテクニカルサポートへのメールに添付してください。
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macOS:
- プロジェクトのPLAファイルを送信:
- 可能であれば、問題を示す画面録画を含めてください。操作手順をナレーション付きで説明していただけると、挙動を明確に理解するのに特に役立ちます。